公認会計士試験とは?
受験資格や試験の仕組みを分かりやすく解説!

はじめに:公認会計士試験について

まる団長
まる団長

たかと先生!今日は公認会計士試験について教えてほしいです!

おっ!今日は一段とやる気だね。どうしたの?

たかと先生
たかと先生
まる団長
まる団長

前回、公認会計士の魅力について教えてもらって、なんだかすごく興味が湧いてきたんです!

そう言ってもらえて嬉しいよ。
ちょうど前回の記録ができてるからいつでも見返せるからね

たかと先生
たかと先生
まる団長
まる団長

さすが、たかと先生です!

公認会計士試験の受験資格について

先に結論を言ってしまうと、公認会計士試験に受験資格はありません。

つまり、誰でも受験することができます例えば、高校生や60歳を超える方でも大丈夫ですし、学歴を問われることもありません。

その代わり試験は難しいので、しっかり勉強して、試験で合格点を取ることだけを考えましょう!

まる団長
まる団長

もしかして、カワウソでも受験できますか?

・・・・

たかと先生
たかと先生

・公認会計士試験に受験資格はなく、誰でも受験することができる。

公認会計士試験の難易度について

公認会計士試験は、医者や弁護士と並ぶ三大難関国家資格と言われていますが、その難易度について紹介していきます。

公認会計士試験の合格に必要な勉強時間について

公認会計士試験の合格に必要な勉強時間は、普通の人で3,500時間~4,500時間です。

期間にすると2年以上勉強する人がほとんどです。

仮に勉強時間を4,000時間とすると、2年間毎日勉強したとしても1日5時間以上勉強する計算になります。

このように考えると、生半可な気持ちでは合格できないことが分かります。

絶対合格する”という強い気持ちがないと合格は難しいよ。

たかと先生
たかと先生

公認会計士試験の難易度は高いが、努力が報われやすい試験

結論から言います。公認会計士試験は、努力を継続できれば合格できる試験です。

それは私自身が勉強をしてみても実感しましたし、周りの合格者を見ても分かります。

では、なぜそう言い切れるのか。

その理由は、この3つです。

  • 合格者は想像以上に、高学歴な人ばかりではなこと。
  • 合格するために難しい問題を正解する必要は無く一般的な問題に解答できれば十分なこと。
  • 一般的な難易度の問題は、演習を重ねると、要領が良くなくても解けるようになること。

つまり、やれば合格できます。

公認会計士試験の合格に才能は必要ないよ。

たかと先生
たかと先生
  1. 公認会計士試験の合格に必要な勉強時間は、3,000時間~4,500時間。
  2. 生半可な覚悟では試験に合格できないが、やると決めて努力を続ければ、報われやすい試験。

試験全体の流れと合格率について

公認会計士試験は2次試験まであり、1次試験を「短答式試験」2次試験を「論文式試験」といいます。

短答式試験は、年2回(5月と12月開催され、論文式試験は年1回(8月に)実施されています。

そして、短答式試験の合格率は約15%論文式試験の合格率は約40%になっています。

そのため、まずは合格率の低い「短答式試験」に合格することが最優先になります。

では、最後に直近の合格率を見てみましょう。

令和2年度試験受験者数合格者数合格率
短答式試験11,598人1,861人16.0%
論文式試験 3,309人1,335人40.3%

公認会計士監査審査会HPより引用(リンク

まる団長
まる団長

論文式試験は、半分近くが合格するんだね!

  1. 公認会計士試験の1次試験を「短答式試験」、2次試験を「論文式試験」という。
  2. 短答式試験は5月と12月の年2回実施され、合格すれば8月の論文式試験(年1回)を受験できる。
  3. 合格率は「短答式試験」の方が低く、まずは短答式試験の合格が最優先。

合格者の平均年齢について

公認会計士試験合格者の平均年齢は25~26歳です。(公認会計士監査審査会の公表データより)

では、具体的に令和2年度の公認会計士試験合格者の年齢層を見てみましょう。

まる団長
まる団長

20代が多いですが、30代も100人以上いますね!

そうだね。60歳以上でも合格者が出ているよ。本当にすごいと思う。

たかと先生
たかと先生

直近の公認会計士試験の日程について

次に開催される「短答式試験」は、

令和3年12月12日(日)です。

→出願期間は令和3年9月で既に終了しています。

その次の 「短答式試験」 は、

令和4年5月29日(日)です。

→出願期間は、令和4年2月1日(火)~2月24日(木)

(インターネット出願)です。

出願期間は短いから注意だよ!

たかと先生
たかと先生

最後に、次の 「論文式試験」 は、

令和4年8月19日(金)~ 8月21日(日)です。

  • 短答式試験合格後、初めて受験する論文式試験は、自動でエントリーされますので出願不要です。
  1. 今から申し込み可能な短答式試験(直近)は、令和4年5月29日(日)実施分
  2. 試験の申し込みは、公認会計士・監査審査会のHPリンクから行う。

じゃあ、今日の説明はここまで。
次回は短答式試験と論文式試験の中身を詳しく見ていくよ。

たかと先生
たかと先生
まる団長
まる団長

楽しみにしています!

最新情報をチェックしよう!