LECの公認会計士講座をどこよりも徹底解析します!
このページではLECの会計士講座について、徹底的に解析していきます。
「LECのホームページで全部分かるんじゃないの?」と思う方がいるかもしれませんが、
各予備校のホームページは、自身の講座を売るために作られているので、
基本的に良い所しか書いてません。
実際に通った人の「本音」 も分からないよね。
そこで、この記事ではLECのメリットだけでなく、デメリットも踏まえながら
予備校の特徴を細かく紹介していきたいと思います。
講座の特徴まとめ
まずは結論からご覧ください。
- 一番の魅力は、価格の安さにあります。
- 価格は安いですが、講義や教材では手を抜いていません。
- その分、講師多さや自習室などのサポート体制は少し見劣りします。
- 受講生の数も、大手予備校に比べると1/3程です。
- 講座の価格を重視し、そこそこのサポート体制があれば良い人にとってはおすすめの学校です。
その他の項目は、こんな感じだよ。
特徴を高評価順に紹介!
それでは、個々の特徴をみていきましょう。
講座価格の安さ ★★★★★
LECの講座料金は、業界最低水準です。
LECにはなんと、短答試験を一発合格した方向けに
通常20万円を超える論文合格コースが5万円になるという特別待遇が用意されています。
<短答式試験に一発合格した場合> ※通学+web受講
コース名 | 金額 |
短答合格コース | 278,000円(税込) |
論文合格コース | 50,000円(税込) |
合計 | 328,000円(税込) |
キャンペーン次第で、30万円を切る場合もあるよ!
通常、公認会計士の講座は70万円ほどかかりますが、半額以下に抑えることができます。
しかし、短答式試験に一発合格できなかった場合は、約50万円かかってしまいます。
<通常価格> ※通学+web受講
コース名 | 金額 |
短答合格コース※不合格 | 278,000円(税込) |
短答論文合格コース | 220,000円(税込) |
合計 | 498,000円(税込) |
- 短答式試験に一発で合格できれば、約30万円で抑えることができます。
- 短答と論文講座を別々に購入できるので、まずは短答だけ!という人にはお勧めです。
アウトプット量 ★★★★★
公認会計士講座では、講義でインプットした後に、
アウトプット用の「テスト」があります。
予備校では、「答練」というよ。
勉強する上でアウトプットは必須なので、その量を検証します。
<短答式試験>
科目名 | 答練回数 | 時間 |
監査論 | 5回 | 5時間 |
管理会計論 | 10回 | 10時間 |
企業法 | 5回 | 5時間 |
財務会計論 | 15回 | 30時間 |
合計 | 35回 | 50時間 |
<論文式試験>
科目名 | 答練回数 | 時間 |
監査論 | 25回 | 27.5時間 |
管理会計論 | 30回 | 30時間 |
企業法 | 25回 | 27.5時間 |
財務会計論 | 30回 | 50時間 |
租税法 | 25回 | 27.5時間 |
経営学 | 10回 | 20時間 |
合計 | 145回 | 182.5時間 |
アウトプットの合計は232.5時間だね。
相談のしやすさ ★★★★☆
勉強で分からない所や、勉強方法を相談したいときに利用します。
そのため、質問をしやすいかどうかは重要な要素です。
気軽に相談したいよね!
LECの質問体制は4種類用意されていますので、
他の予備校と比べてもしっかり整備されています。
他の予備校に比べて受講生が少ないので、講師の先生に時間を取ってもらいやすいです。
講義の受講時間 ★★★☆☆
<短答式試験>
科目名 | 授業数 | 授業時間(1授業3時間) |
監査論 | 23回 | 69時間 |
管理会計論 | 40回 | 120時間 |
企業法 | 26回 | 78時間 |
財務会計論 | 94回 | 282時間 |
合計 | 183回 | 549時間 |
<論文式試験>
科目名 | 授業数 | 授業時間(1授業3時間) |
監査論 | 10回 | 30時間 |
管理会計論 | 10回 | 30時間 |
企業法 | 10回 | 30時間 |
財務会計論 | 12回 | 36時間 |
租税法 | 30回 | 90時間 |
経営学 | 17回 | 51時間 |
合計 | 89回 | 297時間 |
講義時間の合計は846時間だね。
講師の数と質 ★★★☆☆
受講生が少ない分、講師の数も多くありません。
基本的に関わってくれるのは、1教科ごとに1人の先生だけになります。
講師の質としては、企業法の森村先生の良いうわさを耳にします。
他の先生も悪い噂は聞かないよ。
講師の数は少ないですが、質は担保されていると考えてよいでしょう。
校舎の多さ ★★☆☆☆
全国で28校ありますが、公認会計講座は5校のみになります。
※渋谷駅前校、梅田駅前校、神戸校、岡山校、名古屋駅前校
注)生講義は渋谷駅前校のみで、他の4校舎は同時中継です。
生講義は東京(渋谷)だけだよ
生講義を希望する人で、渋谷まで遠い人は
他の予備校を検討した方が良いかもしれません。
合格者数の多さ ★★☆☆☆
非公表です。(100名程度だと聞いています。)
※他の予備校に比べると受講生自体多くありません。
合格者数の多い予備校は、毎年300人を超えているよ!
大勢が苦手な人には、いい予備校かも。
講師のSNS利用 ★★☆☆☆
LECでは、財務会計論担当の影山先生と、
管理会計論担当の二ノ宮先生がtwitterをされています。
講師の先生をフォローしておけば、有益な情報や元気を貰えるかもしれません。
更新頻度はそこまで高くありませんが、月1以上では更新されています。
【二ノ宮先生】
何だろう。ラインで質問が来るとちょっと嬉しい人が数人います(全員男です)。コミュ力が高そうな雰囲気を文面から感じます。
— 二ノ宮真典 (@lec_ninomiya) October 16, 2021
まるで教室の片隅に一人でいる時,陽キャに声をかけてもらえた時の高揚感のようです。
【影山先生】
ワクチン2回目完了!
— 影山一人 (@lec_kageyama) September 13, 2021
これで副反応を乗り切る! pic.twitter.com/cfdGvC12ju
自習室の利用 ★★☆☆☆
予備校の自習室を使って勉強したいと考えている人には重要な要素です。
LECでは、申し込みを行った校舎以外でも自習室の利用が可能です。
ただし、固定の自習室はなく、その日空いている教室が自習室となりますので、
自習室がなかったり、狭い部屋だったりする可能性も想定しておいた方が良いでしょう。
卒業後の関わり ★☆☆☆☆
卒業後、LECとの関りは、講師と特別仲良くならない限り何もないと言っていいです。
他の予備校だと、学生は合格後に予備校でアルバイトができたりするよ!
どういったアルバイトなんですか?
現役受験生からの質問や相談を受けたりするよ。事務作業のお手伝いもかな。
受講生の本音
【良い声】
- 価格がリーズナブルで良かった。
- 短答式と論文式で、それぞれ分けて特化するカリキュラムが良かった。
- 短答式1年合格を掲げている予備校だから選択した。
- Webでの質問にも毎回迅速な対応をしてくれた。
- 受講生が少なくアットホーム感がある。
【悪い声】
- 講師の先生との相性が悪いと、他に先生がいないのできつい。
- 他の予備校に比べて受講生が少なく、不安になる。
- 自習室が狭く、数が少ない。
- 生講義は渋谷でしか聞けない。