資格の大原をどこよりも徹底解析します!
このページでは資格の大原について、徹底的に解析していきます。
「大原のホームページで全部分かるんじゃないの?」と思う方がいるかもしれませんが、
各予備校のホームページは、自身の講座を売るために作られているので、
基本的に良い所しか書いてません。
実際に通った人の「本音」 も分からないよね。
そこで、この記事では大原のメリットだけでなく、デメリットも踏まえながら
予備校の特徴を細かく紹介していきたいと思います。
資格の大原の評価結果
まずは結論からご覧ください。
- 大原の魅力は、合格者数の多さと校舎数の多さにあります。
- 合格者数と校舎の数は予備校の中でもトップクラスです。
- 講座の特徴として、大量のアウトプットが用意されていますので、勉強時間に制約がある人は消化不良となってしまう可能性があります。
- インプットもアウトプットもたっぷり行いたい人には非常におすすめな予備校です。
その他の項目は、こんな感じだよ。
特徴を高評価順に紹介!
それでは、個々の特徴をみていきましょう。
合格者数の多さ ★★★★★
直近の大原の論文合格者数は399名(令和2年試験)です。
令和2年に公認会計士試験に合格した人数は全体で1,335人ですので、
合格者の4人に1人は大原生ということになります。
合格者数は予備校の中でトップクラスだよ。
相談のしやすさ ★★★★☆
勉強で分からない所や、勉強方法を相談したいときに利用します。
メールや電話で予備校に直接質問することもできますし、
常勤講師に直接相談もできます。
質問体制は心配する必要ないよ。
卒業後の関わり ★★★★☆
学生の間に試験に合格した人は、大原でアルバイトをすることができます。
現役受験生からの質問や相談を受けたりするよ。
興味があれば入校する際に問い合わせてみてください。
受験生は、学生合格者にも質問できるんですね。
講義の受講時間 ★★★☆☆
<短答式試験+論文式試験>
科目名 | 授業数 | 授業時間(1授業3時間) |
監査論 | 24回 | 72時間 |
管理会計論 | 43回 | 123時間 |
企業法 | 36回 | 108時間 |
財務会計論 | 102回 | 297時間 |
租税法 | 33回 | 99時間 |
経営学 | 16回 | 48時間 |
合計 | 233回 | 747時間 |
アウトプット量 ★★★☆☆
公認会計士講座では、講義でインプットした後に、
アウトプット用の「テスト」があります。
予備校では、「答練」というよ。
勉強する上でアウトプットは必須なので、その量を検証します。
<短答式試験>
科目名 | テスト回数 | 時間 |
監査論 | 10回 | 10時間 |
管理会計論 | 21回 | 24時間 |
企業法 | 10回 | 10時間 |
財務会計論 | 40回 | 39時間 |
合計 | 81回 | 83時間 |
<論文式試験>
科目名 | テスト回数 | 時間 |
監査論 | 12回 | 24時間 |
管理会計論 | 26回 | 38時間 |
企業法 | 12回 | 24時間 |
財務会計論 | 30回 | 54時間 |
租税法 | 31回 | 43時間 |
経営学 | 12回 | 24時間 |
合計 | 123回 | 207時間 |
校舎の多さ ★★★☆☆
全国で42校です。
ただし、通学で生講義を聴けるのは11校舎のみで、他の校舎はビデオ配信となります。
自習室の利用 ★★★☆☆
大原は、申し込みした校舎以外の自習室でも利用可能です。
自習室を使う場合は、今後ずっと使う場所だから
雰囲気を確認しておいた方がいいよ。
そのため、質問をしやすいかどうかは重要な要素です。
気軽に相談したいですね。
結論、大原の質問体制はしっかり整備されています。
講師のSNS利用 ★★☆☆☆
大原では、講師の方の個人twitterはありませんが、
大原の公式twitterアカウントがあります。更新頻度は1日3回程度で、かなり頻繁に更新しています。
講座価格の安さ ★★☆☆☆
大原の講座料金は、初学者で70万円~80万円です。
価格としては、他の予備校と比較して高水準となります。
通学者、合格者の声
【良い声】
- 通っている大学と連携している。
- 学生が多く、同級生が多く通っている。
- 暗記用に持ち運ぶ、小さいテキスト(ポケットコンパス)が重宝した。
- アウトプットの数が多い。
【悪い声】
- 講師の先生との相性が悪い場合、変更ができない。
- 答練が多すぎる。
- 自宅の近くでは講義をやっていない。